狼との恋

沖田の部屋
歳三「話ってなんだ?」
総司「土方さん 僕は恋と祝言は挙げません」
沖田は土方の目を見てはっきりとこう
言った。
歳三「なぜだ?お前は恋を愛してるんだろう?」
総司「愛してるからこそですよ。愛してるからこそ僕で恋を縛り付けたくないんです」
歳三「そうか…。んで?オレに頼みたいことってのは一体なんだ?」
総司「僕が死んだ後恋を任せたいんです」
歳三「!?そういうのは恋の兄である近藤さんに頼むもんじゃねぇのか?」
総司「僕もそう思いました。でも近藤さんにこんなこと言ったら怒られるだろうし土方さんに頼めって言うと思うんです

歳三「まぁ…そうだな。分かった。
引き受けてやるよ。恋のことはオレに任せろ」
総司「ありがとうございます」
話が終わったそのとき
恋「総司?土方さんとの話終わった?」
沖田に頼まれた買い物で外に出ていた恋が帰ってきた。
総司「終わったよ」
恋「じゃあ入るね?」
恋が部屋に入ったと同時に
歳三「んじゃオレは行くな」
土方が部屋を出た。