狼との恋

事情を知った2人は島原へ向かって行った。恋は前川邸に移った山南の元を訪れていた。介錯を誰にしてもらいたいか聞いて来いと土方に頼まれたのだ。
恋「山南さん いいですか?」
敬介「ああ 恋さんですか。構いませんよ」
恋「失礼します」
敬介「介錯を誰にしてもらいたいか聞きに来たのでしょう?」
恋「はい…」
敬介「沖田君を希望します」
山南は即答した。
恋「え!?」
恋は思わず声をあげてしまった。
敬介「ああ。そうでしたね。沖田君は風邪をひいていたのでしたね」
恋「はい…。一応伝えておきます」
恋は頭を下げ部屋を出た。