狼との恋

総司「ゴホッケホッケホッゴホッ」
沖田の咳き込む音がする部屋の障子を開け放ち中に入った。
総司「ケホッゴホッ…土方さ…ッゴホッ
ケホッ」
沖田は恋に支えられ背中をさすられていた。土方は沖田の口元に血が付いているのを見つけた。
歳三「総司!!お前まさか血を…!!」
土方は沖田を自分に勢いよく引き寄せた。
総司「う….っ」
沖田の顔が苦痛に歪む。恋が
恋「ダメです!土方さん!胸の骨が折れてるかもしれないんです!」
慌てて土方を止める。
総司「ケホッケホッあは!土方さん
スゴイ顔 これ全部私の血じゃありませんから…大丈夫ですよケホッケホッ」
もちろんウソだ。
歳三「…とりあえず薬だ」
恋「お白湯持ってきます!」
恋がすぐに動いた。
歳三「頼む」