寝ているはずの芹沢が妾の梅を殺し血のついた太刀を持ち仁王立ちしていたのだ。
鴨「遅かったではないか。待ちくたびれて梅を殺してしまったわ」
芹沢は低い声でこう言った。
総司「土方さんどうします？感づかれてたようですよ？」
歳三「かまわねぇ。暗殺は予定通り行う
。上からの命令だからな」
鴨「お前にオレが斬れるか？本物の鬼になりきれていないお前に」
歳三「うるせぇ。オレはあんたに鬼になれと言われたとき決めたんだよ。新選組のためならどんな罪でもかぶって地獄の鬼になってやるってな！！」
土方はそう言って刀を構えた。
恋「(土方さん…)」
総司「かっこよく決めたとこ悪いですけどそろそろ殺りますよ」
沖田も刀を構えた。
歳三「ああ。恋 お前はできるかぎりオレのそばにいろ」
恋「はい！」
恋が頷くと同時に土方は
歳三「でやぁぁぁ！」
斬りかかり沖田も
総司「はぁぁぁ！」
続いた。
ガキン！