あの日から、私の運命は大きく変化した。 愛斗が私をナンパ男から助けてくれなければ、このまま片思いだったのかもしれない。 電車や自転車通学だったら、私の高校生活はバラ色じゃなかったかもしれない。 それくらい、私の中では、愛斗の存在が大きくなっていた。