Cats*Girl

「…小鳥遊さん…なんか。」


コソコソと聞こえる話し声。


何を騒いでるんだ?


「…ん?
なんかみんなリリちゃんのこと噂してない?」


圭が言った。


確かになんか小鳥遊とか莉々菜っていう単語がよく聞こえる。


「…藤崎!」


圭は莉々菜といつも一緒にいる藤崎浪【フジサキナミ】の元へ走って行った。


藤崎は俺と小、中、高一緒。


莉々菜とは幼稚園も一緒だったとか。


「圭くん、おはよう。
…チッ。」


俺の方見て舌打ちしやがった。


藤崎は莉々菜のことが大好きなので、俺のことは嫌い。


まぁ、どうでもいいけど。


「藤崎、みんなはリリちゃんの何を噂してるの?」


そう圭が聞くと藤崎はうつむいてフルフルと震え出した。


なんだコイツ。


ついに頭おかしくなったか?


「…莉々菜が首もとにキスマークつけて学校きたの!!
莉々菜男女から慕われてるからそいつシメるとか先輩たち言い出して大騒ぎ!
…あの子外面はいいから。」


最後の言葉に全力で同意。


ちょっとしたことで先輩たちギャーギャー騒ぐし、同い年のやつらもそう。


まぁキスマークつけたの俺だけど。