side 莉々菜


ジリリリリリリリリリリリリリ


「んぅ～。」


目覚ましに手を伸ばし、音を止めた。


お弁当つくらなきゃ…。


今の時間は5:00。


ガチャ


あくびをしながらドアを開けると…。


「「え、」」


登坂？


あれ？


なんで登坂がいんの…？


「ぎゃあ…んぐ！！」


叫ぼうとすると登坂に口を手で塞がれた。


「…ここ俺ん家。
おまえが居候。」


登坂が説明をしてくれて思い出した私は、叫ぶのを止めた。


「…ごめん。」


「…いや、だいじょ…「あ、りっちゃん、克也おはよう！」


「あ、みっちゃんおはようございます！
登坂くんおはようございます。」


みっちゃんが出てきたので慌てて猫を被る私。


登坂は私の変わりように若干引いてるが気にしない！