「嫌…「だと言ったら本当に言うぞ?」


これまで私が貫いてきたものを壊そうとするとは…。


本当にムカツク野郎だな!!


「どーすんの?5 4 3…「わかりました!わかりましたからぁ!」


カウントダウンを始めた登坂を遮り叫んだ私。


「今言ったよな?」


真顔で聞いてくる登坂に真っ青な顔でコクコク頷いた。


「じゃあ…「ちょっと待って!」


「…んだよ。」


「ひとまず!
この体勢をどうにかシテクダサイ。」


今、私は登坂に壁ドンをされている。


いや、ドアドンか?


とにかく恥ずかしいわ!


登坂は…顔だけはいいからな。


思わずうつむく。