いじわるハルくん。


「なに?どうしたんですか。」

コトッとリビングの机にあたしの大好きなココアを置いてくれる。



「ありがと!」



温かいココアを手に持ち、ハルくんの横に座る。



「なんか、ハルくん機嫌悪い?」


「へー。気付いてるんですか?」



横目であたしを見てくるハルくんがすごく色っぽい。



「ま、まあ...あの、今朝の美咲が言ってたこと気にしてる?」