綾「あ、そっか。今日水曜日か。うん。私は大丈夫。だから気にしないで?」

夏華「…承知いたしました。綾様。」

綾「…夏華、その口調、学校では…」

夏華「あ、そうだった。ごめん。じゃあ、帰ろ?」

綾「うん。じゃあ気をつけて行ってね。」

夏華「うん。ありがとう。じゃ、私はこっちだから、また明日ね。ばいばい。」

綾「ばいばーい。」

(ふう…夏華のあの口調、ちょっと焦った…。てか、今日はいつにもまして、妖が多いよーな。まあ、妖が手を出して来ることはないけど、多い分寄せ付けないようにするのに力を使うからなぁ。…ってあれ?隣のうちって空き家じゃなかったっけ?門があいてる…。誰か越してきたのかな?覗いてみよ…)