私が招集をかけてから2日経った。
夏華「皆、遅いですね…。」
綾「まあ、ここに来る前に妖に関する情報を集めて来いって言ったからね。多少時間がかかってもしょうがないよ。」
夏華「そうですね。それはそうと、綾様。真那様の御具合はいかがなのです?」
綾「真那姉の具合ね…。どうって変わんないよ。意識が戻るでもなく、かと言って呼吸が止まるでもなく…。」
夏華「そうですか…。悪くならないのはいいことですね。良かったです。」
綾「そうだね。ただ…問題が…。」
夏華「問題は…烏野一族ですか?」
綾「うん。烏野先生って、烏野一族の当主みたいだし…。それと私が伝説の姫ってこと。」
夏華「そうですね…。烏野一族達妖をどうにかしなければ。」

