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綾「…あの、烏野先生、話があるんですがいいですか?」
頼希「?ああ。珍しいな。どうした?」
綾「人の来ない教室ってあります?」
頼希「ああ。あるぞ。こっちだ。」
ガラッ バタン
頼希「で?どうした?やっと俺の元に来る気になったか?」
綾「ッ違う!そうじゃなくて…伝説の姫って私が意識していなくても妖を呼び寄せたりしてしまうの?」
頼希「ああ。妖はお前の香りに誘われて寄ってくるんだ。だから、今お前の周りに妖が全くいないのは、おかしいことなんだよ。…お前、俺の知らない10年の間に何があった?」