双子に溺愛されまして。






ほぼ同時に即答しやがった。
こう見えても、平均体重なのに!




「いいもん。歩きますよ~だ
……って居ないし!」



いつの間にか揃って、姿が消えていた。



なんだよ!散々居座っておいて、
私を待ってたんじゃないのかよ。




「うっわぁ~…」



窓を見れば、黒塗りのリムジンが
家の前を通過していった。



…流石、セレブですな。