双子に溺愛されまして。





早く言えよ!



怒りを込めて類を睨み付ける。
勿論、言葉には言えませんけどね。




「仕方ねーから、今日は車で行くか。」



「だな。」



ちゃっかり私の視線を無視しながら、
類の提案に玲はウンウンと頷く。




…は!この流れはもしや!




「私も乗せてくれるの?」


「お前は歩け。」


「ダイエットだ、痩せるぞ。」