急いでパジャマを脱いでブラジャーをつけて制服に着替える。






「あ…」





そういえば私、寝る時はブラしない派だから今日もしてなかった…はず。





うん、絶対そうだ。さっきも外した記憶ないし……。





ってことは…





「慶人にバレて……はないよね!」





さすが変態でも、寝顔を見ただけじゃブラをしてるかしてないかなんて、分からないよね!





「……」





やっぱりポジティブにはなれなかった。うん、この際どうでもいいや!




見られてようが見られてまいが、私の体じゃないと思おう!




うん、そうそう。さっき慶人が見てたのは私の形をした…偽物?ってことで!





あー、どうなることやら…。





「慶人ー着替えたよ」




部屋から出て行く。