俺はあの時、君に一目惚れした。

でも、もう会うことはないと知っていたからこの恋は一瞬で終わったと思っていた。
でも、彼女を見つけた時、胸が高鳴った。
突然話しかけられ焦って話が止まった。

「えっと、私は笹本璃子です。よろしくね」
俺は、顔をあげながら
「あっ、よろしっーーっ」
彼女の顔を見て、心臓がはち切れるぐらい鳴った。