机の上をみると、『チンして食べてね!』の文字と一緒に置かれた夜ご飯が。



はあ...。このくらい自分で出来るのに。



私の学校は事情を言えばアルバイトをしていいことになっている。



だから本当はしてもいいはずなのだが、母がそれを許さない。



部活も前の学校で入っていた弓道部に、半強制的にいれられた。



きっと父がいなくなったというのを理由に、私に我慢をさせたくないのだ。



はあ...。



本日何度目かわからないため息をつき、夜ご飯をチンしながら部屋着に着替えた。



それからご飯を食べ風呂に入ったりなんだりして夜の12時を回った頃に眠りについた。