「なんだ、やけに嬉しそうだな」



「あ、竜!実はね、友達できたの」



「だれ?」


「ナツカと由佳と南と瀬奈ってゆうこ」



「ああ、そこのグループか。そいつらから悪い噂いかないし、良い奴らだと思うぞ」



「そっか、ありがと♪

って、今さりげなく心配してくれた?」




「は?誰がお前みたいなブスの心配なんか」



「あっそーですかー。でもそういえば竜の友達見たことない。友達いるの?」



「お前なあ、この俺に友達いないと思うか?」



「、、、、うん」




「あのなあ、」




こんなやりとりをしていると、クスクス笑い声が聞こえた。




「竜でも女子にからかわれることあるんだね」




そう言ったのは、竜の後ろに座っていた人だった


「宏人。こいつに説明してやってくれよ」



「俺は宏人。竜の、、、親友ってとこかな!中学からの仲なんだ」




「ちゃんと友達いたんだ、、、あ」



思わず本音がポロッとでてしまった




「あははは、ひなちゃんおもしろい」



「いやそれほどでも」



「褒めてねえよブス」



「うるさい俺様野郎」



「なんだとブス。俺みたいに顔も良くてスポーツもできれば誰だってそうなるわ」



「うるさいわねナルシスト」



「ちょ、お前俺様からナルシストに変えたな」







「ゴホンッ そこ、静かに」





やば今授業中だった





「お前のせいで怒られたじゃねえか」




「竜のせいよ」



「前向いて授業うけろ」










友達もできたし、なんか充実!