そしてひなはまたどこかへ行った。
俺は家にかえる。
「おかえりなさいませ」
「おお」
「あの竜様」
「なんだ光輝」
「今日ひなさんが倒れたって、、」
「ああ、睡眠不足かなんだかって
帰りも最近遅いし」
「ひなさんは委員会がって」
「委員会?俺らの学校に委員会なんてねえよ?」
「ほんとですか?実は委員会で遅くなるからしばらく仕事代わってくれって頼まれてまして、でも誰にも言わないでくれって、」
「は!?ひなの親が倒れたから夜まで看病じゃなかったのかよ!
まああのケガはおかしいと思ったけどよ」
「口止めされておりました
って、ケガですか?」
「ああ、今日の朝車でわかったんだが、腫れて、目と口切ってた。それで、倒れたんだ」
「実は、一週間前あたりですか、12時頃にひなさんが帰ってきて、すごくぐったりしていてお酒くさかったんです」
「それって、やばくないか?」
「はい」
「あした、つけてみるか」
「かしこまりました」
