ーーー竜sideーーー
ひなは教科書やらなにやらで教室をでていった。
ひなのやつ、車の中で顔色悪くしやがってどうしたんだ。
「おいおい、あの転校生のひなってやつ、ちっちゃくて可愛くね?」
「オレも思った!目ぱっちりしてるし髪茶色いし〜」
「な!この学校真面目なやつばっかりだからほぼ黒髪だしな」
「おしゃれに免疫ないよなココの女子」
「おれ、ひなちゃん狙おうかな〜」
なんて言うクラスの男共が話しいた。
お前らなんかにひなが落とせるわけないだろ、この俺でも嫌がられたんだからな。
そんなことを考えていると、
「竜様!お父様の別荘から絶景が見れるのですが、よかったらいらっしゃいません?」
「竜様竜様!母の会社の新作のお菓子、よかったらどうかしら!」
「竜様〜!今夜うちが主催でパーティー行うんですけど、よかったら、、」
あ〜俺モテモテ。
これが正しい女の俺への対応だ。
「せっかくのお誘いありがとう。せっかくだけだ最近忙しいからよしておくよ」
お、丁寧に断り笑顔をみせた。
