空をこえて ~伝わる思い~

☆智也
俺が知香の変化に気付き始めたのは小学6年のときだ。

今まで通り楽しい話をしながら一緒に家に帰っていた。

何度も何度も名前を呼んだのに、知香は全然返事をしてくれなかった。

俺がもう呆れて5回ぐらい読んだ頃、知香はとぼけたように返事をした。

でも、知香はこっちを向いてくれなかった。何なんだ。知香。俺が病気なんかになって心配してくれてんのか?

でもな、知香。

俺も実は知香に恋をしていたんだ。

こんなに知香を愛しているのに気持ちを伝えることができないまま、多分俺は病気にまけてしまう…。

ごめんな。知香。幸せに…なれよ。