*

全てはそう
あの時から私の恋は
動き出していたんだ…

*

「光希ーー♡」
廊下から私を呼ぶのは
私の大…いや…超ともいえる親友

市川佑美(いちかわゆみ)

私たちは中学校からの仲良しで
いつも一緒にいて
なんでも言い合える仲♡
でも、去年 高校に上がってから
2年も経つのにまだ同じクラスに
なれないままでいるの…
でも、こうして時々佑美が
私のクラスに来てくれるんだっ
大好きだぞっ佑美♡←黙

「光希ー??おーい」

「あ、ごめんごめんっ」


「はいっ!!こないだ借りてたCD
ちょー良かった♡ありがとっ♪」

「おーそっか♪気に入ってくれて
良かった♪」

「それでさー…「ワハハハハ!!なにそれ笑
うけるー!!笑 最高その変顔!!笑笑」

はぁ…またクラスで馬鹿騒ぎしてるのは
私の幼馴染でもある俊斗と寛太そして
隣のクラスの…鴨川蓮…

「まーたうるさいねー。蓮たち」

「ねー少しは遠慮してよー( *¯ ³¯*)」

「だよねー笑」


私は思いもよらなかった
あのときもうすでに心が動き出してることに…