「まぁ、いい。
これを見ろっ!!」

慶が出したのは封筒。

「何それ。」

「ふっふっふ。なんだと思う??」
自慢気な表情の慶

「慶が書いたラブレター。
んで全部戻ってきたんでしょ?」
あたしが言う。

「優羅!!ちげーよ。
後輩からのラブレ…」

「自作自演?」
爽がすかさず言う。

「なんなんだよお前らはっ!」

「「ひと」」

「だぁあああああーーー!!」
「慶、うるさい。」

「これは後輩からのラブレターなんだよ!
俺宛の!!!!!
わかるか!?」

だから、なんだっていいたいんだ

「ほぉー、」
興味があるのかないのかわかんないような返事の爽。

「俺、モテモテだろ!」
「そーっすね。」

興味がないあたし。

「ね。誰からきたの!?」

これから爽と慶の間で話が咲いたのは
いうまでもないだろう。