後ろから声をかけられ、振り向くとそこには


奈木先輩がいた。



「わ!!!
………先輩。
どうしたんですか?」

「どうしたもこうしたも。
お前ら3年フロアでうるせえよ。」

そうだ。ここ3年フロアだ。

「あー。すいません。」

「ま、がんばれ」

「はーい」

普通に会話をするあたし。

ぽかんと見上げるだけの爽。

「爽?」

「優羅ー!!!
あんた親しすぎでしょ!!!!」

なぜかそのあと

爽にものすごくおこられた。