しばらくすると、7人の捜査員が入ってきた。

「捜査班B、チームリーダーの、山口 知伸だ。よろしく。」

少し偉そうな態度をとる山口。

「……よろしく。」

小さな声で言ったが、ゼブラの言葉には重みがあった。

迫力も。

きっと、山口に恐怖を植え込んだのだろう。