警察署の3階にある、あまり使われていないロッカー室
 
中にはロッカー2つと、椅子と机のみ。

柏木と水間はそこで待っていた。

「やはり、鬼畑さんの存在は大きかったですね。」

沈黙の中、口を開く水間。

「……そうですね。」

落ち着いてるようだが、いつもより柏木の元気がなくなっていた。