柊が指示を出そうとしたが……
「待って…くれ。」
尾形はふらつきながら立ち上がった。
「こいつ……マシェリエスは俺に預けてくれないか。」
すると柊は………
「なぜだ?」
「こいつが犯人か……まだ、わからない。それを確かめるために、マシェリエスを預けてくれないか。」
「……嫌だといったら?」
「……気が済むまで待つよ。」
「……オレらがもし、こいつを連れてったら。そのまま、海に沈めようと思う。」
「……その場合、俺は刑事として……お前を捕まえなければならない。」
「……フッフッフッ…あんた、正直ですね。いい刑事だ。」
柊は笑いだし、そして……
「いいでしょう。譲りますよ。……ふらついてるから、ついでに警察署まで付いてくよ。」
話が分かる、さすが上に立つ男、と尾形は思った。
柊の言うことに、誰1人文句は言わなかった。
尾形はL・ミシェルの護衛のもと、マシェリエスを警察署まで連れていった。
「待って…くれ。」
尾形はふらつきながら立ち上がった。
「こいつ……マシェリエスは俺に預けてくれないか。」
すると柊は………
「なぜだ?」
「こいつが犯人か……まだ、わからない。それを確かめるために、マシェリエスを預けてくれないか。」
「……嫌だといったら?」
「……気が済むまで待つよ。」
「……オレらがもし、こいつを連れてったら。そのまま、海に沈めようと思う。」
「……その場合、俺は刑事として……お前を捕まえなければならない。」
「……フッフッフッ…あんた、正直ですね。いい刑事だ。」
柊は笑いだし、そして……
「いいでしょう。譲りますよ。……ふらついてるから、ついでに警察署まで付いてくよ。」
話が分かる、さすが上に立つ男、と尾形は思った。
柊の言うことに、誰1人文句は言わなかった。
尾形はL・ミシェルの護衛のもと、マシェリエスを警察署まで連れていった。

