嘘ツキ家庭教師

「入るぞ」


「ど、どうぞ…」


容赦なくずかずか入ってくる古谷さん。



彼は私の部屋の椅子に腰掛けた。


「えっと、名前は芽久ちゃんで、高3だっけ?」


「はいっ!」



いきなり芽久ちゃんなんて照れるなあ…


「あのー、古谷さんはおいくつなんですか?」