何だ・・・・寝たんだ・・・・・・



まるっきり 女を感じてないようすに
少し傷つく私だった。


女を感じられたらそれは困る・・・・・・
だけど まったく無防備に感じてもらえないっていうのも
何だか複雑な気持ちだった。



スー   スー    スー




凜太郎の気持ちのいい寝息に いつしか自分も夢の中へ・・・・・



孤独があたりまえの人生だった・・・・・。
今までもこれからも この先ずっと 一人だと思っていたけど



私 変われるのかな・・・・・・



大丈夫だよ



凜太郎って大丈夫ってしか言わないよね~



うん 大丈夫だからさ・・・・・・



私 安達祥子を スキになれる?



そのための治療をしてるんだから ちゃんと言う事聞いてよ
俺の出す薬は よ~く効くんだから・・・・・・



綺麗になったら 正也に振り向いてもらえるかな?


大丈夫だよ。絶対 振り向かせるから


そっか・・・・・・
大丈夫か・・・・・・・・


私 変われるんだね・・・・・頑張るからね・・・・・・・。