「おお!お前、なんでこんなところに?」 彼の名前は中野聡太。 小学校6年間同じクラスで、6年間好きだった。 でも中学に上がると同時に引っ越ししてしまったから会うこともなくなってしまったのだ。 「久しぶりだね」 巴菜はそう言うと、家の近くの堤防に 座って話そうと言った。