ちっぽけな奇跡のはなし




「キミと話せて良かったよ。

僕と出会う前のキミに会えて、

キミの笑顔が見れたなんて
ほんとうに夢みたいだ。

ありがとう」


「いえ、そんな!」


「僕はもう行くよ」

カレは笑顔を保っていた。ずっと。

でも、崩れた。