「…。でも、桐は私のこと友達以上とは


思ってないだろうな。」


「(この鈍感娘めっ。)


凛音が図書室で残って勉強してたら


五十嵐君も残ってくれて


暗い夜道一緒に帰ってくれたんでしょ?


めっちゃ優しいじゃん!」




「私聞いたんだ、放課後残ってる理由。


んじゃ、勉強するためって言ってた。


そんなの偶然だよ、偶然。」