女の子は言いました。



『昨日も今日も一昨日も
広い世界が簡単に崩れちゃう夢を見てた。』




そんなのは、やだよ。だから、


なくなるのはいやだ。


だから、これからも1人でいたい。


そう思っていました。



女の子は、そんな未来を怖がっていました。


男の子は、女の子『怖い』なんて感情も


『つらいよ』なんてなきごえだって、



絵本みたいに救い出せたらって思って、




女の子に話しかけました。



「それでも、大丈夫だよ。泣かないでよ」って





思いの声を全部包んで笑い会えたら…。