そして放課後
麗花と良輔と麗花の家へ向かった
まだ2人で話すのは緊張するから良輔に来てもらった

「ねぇ美波。俺も麗花って呼んでいいー? てかれいぴょんて呼んでいい?」

「別に構わないわよ?」

れいぴょんって……笑

麗花は、話し方がツンツンしている
というのも、この辺では有名な美波グループの社長令嬢らしい
なんだかすごい人と友達になったなぁ


「ところで、れいぴょん、今日は何をするの?」

「クラブに行くのよ! 彼氏GETしてやるわ!」

「クラブってあの、キレイなお姉さんがいっぱいいる?」

良輔はバカだ。


「違うわよ! ダンスして! イケメン見つけて! 彼氏を作るところよ!」

「うん。麗花もちょっと違うかな。でもまぁそんなとこだよね……って、え? クラブ?」

クラブなんて行ったこと無いし
着て行くような服もない!


「あぁ、そっちね! 俺、一応モデルなんだけど大丈夫かな……。」

「大丈夫よ! 芸能人もよく来てるみたいだし! あ、詩歌の服は貸してあげるから!」


よし貸してくれるなら大丈夫だね、って私ダンスできないよー!

そんなことを思っている間に
麗花の家へ到着したみたい

家というか城?
豪邸!!

「でけー! やべー!」

「そうかしら?」

驚く私と良輔を気にもせず中へ入って行く麗花
わたしたちもそれに続いた。