『…もういい?』 「だめ。とりあえず 湿布貼っといて。足だけな。 それと、腹は、どうしようもねぇ。 腹に包帯まけねぇし、打撲の量が 多すぎる、傷も深い。絆創膏なんて貼ったら余計悪くするだけだ。」 『…うん』 「湿布もってこい、櫂」 「うんっ!」 そう言って櫂は湿布を とりにいった。