はぁ…。
『なんか…もう疲れた…』
ガラ…ガタガタガタ…
一斉に入ってきて一斉に私の
周りを座ったのは…
イケメン君だった。
「ねぇねぇ昨日さ
尾木ちゃん声優のアニメさぁ
みたぁ?」
「はい、見ましたよ。
あの展開は、やばかったですね。」
「……」
「眠てぇ。」
尾木さぁぁあん♥︎
私は、即座インテリ系男子の人の手を
もった。
「離せこの地味野郎!!」
インテリ系男子に何を言われても
ひかないわたし。
てか、聞いてない私。
『あの!尾木さんの声どうでした!?
やっぱり、イケボでした!?
今回のアニメは、尾木さんには
始めてのジャンルなんですよね!!
前の作品の声の時はほんとにイケボ!
今回の作品は、どなたが声優さん
されていたんですか!?
ミルクちゃんいましたか!?
花っちさんは、出ていました!?
もう、本当見たかったんですけどね!
もう、まじ、携帯で見ようと思ってるんですけど、まだ出てなくて!!』
私は、息一つきれずに
話す。
それに対してみなさんは
目をパチパチ瞬きして
こう発した。
「え?」
と。


