いたたたっ… 『はぁあ、なんで私に構うんだろ どうでもいいって思ってるくせに。』 廊下を歩きながら すれ違う人に振り向かれ 噂話をされる。 そうか。眼鏡してなくて 涙で前髪が横に流れている この顔がそんなに汚らわしいか。 まあ、そんなことは、どうでもいい。 なんで、あの人達は、 私に構うのかって話だよ。 どうでもいいって思ってんなら 構わないでほしい。 どうしてだろう。 さみしいと思ってる自分が どこかにいる。