本当は、覚えてる。 いじめの中心にいた双子だ。 「僕たち、君たちみたいなこ 嫌い。向こうにいって〜」 「可愛い〜この子凄い可愛い〜」 誰にも見えないように 双子は、私をキッと睨んだ。 『2人とも、ちょっと 来てください』 「あ、うんっ♡」 そう言って、二人を連れて 屋上を出た。