僕と彼女と刺青と。



「親にむかってその口の効き方はなんなんだ。



それに、勉強してないってどういうことだよ。



あまり学校にも行かない。行っても勉強しないん



だったら学校退学させるぞ?」






ふっ






「は?退学?上等じゃん。勝手にすれば?




てかそれ、なんの脅しにもなってないかんね?」





私は怒っている親父をあざ笑うと、


久々に学校の制服に袖を通した。