林檎カフェ

部下にも上司にも尊敬され、頼られる存在でした。彼女が僕にお付き合いを申し込んでくれた時には、正直驚きました。どうして、自分?と何度も思いました。彼女曰く、僕の前では完璧でなくていられるから、私の全てを受け入れてくれると思うから、だそうです。実際プライベートでは、彼女は少しなまけていました。僕たちは幸せな日々を送っていました。そして、三年後僕は彼女に結婚のプロポーズをしました。そして、衝撃的な事実を聞きました。彼女は、小さい頃から不治の病を抱えていたそうです。 時々ひどい発作が起こるということでした。薬もないそうです。おばあさんになるまで生きられるかもしれないし、5年後には逝ってしまっているかもしれないそうです。