エミをキャリーバッグから丁寧に連れ出してベッドに寝かせた。 あぁ、いくらエミが小柄だとは言っても流石に疲れるわ。 何かがゴロンと転がり、私の足にぶつかる。 それはさっきエミが私にくれた、私がエミを殴った、あの風邪薬の瓶だった。