忘れん坊サンタと雪だるま

『あたしが雪だるまくんの代わりに鐘を鳴らしてあげる。だから、雪だるまくんはみんなの分までお祈りして。サンタクロースを起こしてあげて』


北風は優しい口調で雪だるまに言いました。



――うん! ありがとう!

そう言うと北風は鐘を揺らしました。



雪だるまは祈りました。



――ええっと……、サンタクロースのおじいちゃん。聞こえますか? 今日はクリスマスです。みんなが待っているんです。