ドンドン前を歩く恭介

やめよーよーと騒ぐあたし

黙ってついていくゆき

あたしをなだめる雅也

そとはまだまだ寒い春の夜

薄着だったあたしは

雅也にカーデ貸してと言った

「いいよ」

と言って貸してくれた雅也

きっと自分も寒かったんだろーけど

優しい雅也は着せてくれた

優しい雅也を知った