「え?彼氏?嘘だよね?」

ルナは照れるように笑った。

「ごめん!ってことで非リア充同盟も抜けなきゃだな~っ!」

マリも驚いた顔をしたまま、涙を流し始めた。

「ルナ~ッ!ウッ!ウッ!ウワ~~ン!!!」

「ええええ!!泣かないでよ~っ!」

涙をボロボロと流すマリの頭にポンポンというような動きをする

優しいルナの手があった。

「ルナ。おめでとう!絶対応援するからね!」

こう、2人で言った。

この3カ月後に悲劇が起こるとは、だれも知らなかった。