さっそく来たのはゲームセンター。
高校入ってさっそく友達できちゃって。
私って幸せ者だなぁって
嬉しすぎて2枚も撮っちゃったんだ。
その後は、ご飯を食べるためにパスタ屋さんへ。
私達は席について、食べたい物を頼んだ。
「やっぱりさ〜。高校入ったら彼氏は絶対
ほしいよね〜。」
桃佳だったら絶対すぐ彼氏なんかできちゃうよ。
「私さ、中学で付き合ってた人がいたんだけど、
卒業前に別れちゃったんだ。
なんか急に冷めちゃったって、相手に言われて。」
桃佳が少し切なそうな顔をしながら私に話してくれた。
「なんで?って聞きたかったけど、しつこく聞くのも
嫌だったから、素直に受け入れたんだ!
で、高校でぜーったいイイ恋してやる!って思ったの」
桃佳は少し涙ぐんだんだ。
私は桃佳にハンカチを渡した。
「もぉ〜、こんな話しちゃってごめんね!」
桃佳は笑いながら私に言った。
「ううん!桃佳のそういう話聞けてよかった!
一緒に新しい恋見つけて、幸せになるの!
桃佳わかった?」
「うん!梨沙ほんとありがとう!
梨沙と出会ってまだ1日もたってないけど
すでに梨沙のこと大好きになっちゃった!
私と梨沙親友!これ強制ね♪」
桃佳はニコッて私に笑いかけた。
