「私ね、人見知りな方だから、桃佳が話しかけてくれて
安心しちゃった!」
「梨沙ってば嬉しいこと言ってくれるね♪
これから思い出い〜っぱい作ってくぞ〜!」
「そうだね!桃佳と作ってくぞ〜!♪」
「梨沙おもしろすぎ笑
てか、今日ってもう学校終わりだよね?
友達になった記念にさっそく遊びに行こうよ♪」
「それいいね!
でもちょっと私、先生に用があるからさきに
玄関で待っててくれる?すぐ行くから!」
「わかった♪了解まってるね♪」
そう言うと、桃佳は教室を出ていった。
私は脱いでいたブレザーを着て、職員室に
向かおうと、席を立ち上がった。
