「ボンっ!!」 私の顔に見事にボールがぶつかった。 「ごめんなさいっ! 大丈夫??」 ボールをぶつけてしまったであろう女の子が 私に申し訳なさそうに謝った。 「だ、大丈夫だよ〜っ!あははっ」 なんて言ってたのもつかのま、 わたしの鼻から鼻血がツゥーって 「梨沙!鼻血でてるっ!」 「うわぁっ!ほんとだっ!」 それに気付いた先生が 保健室に行っておいでと私に言った。