「ちょっと〜!
さっきの誰なの梨沙〜!!」
席に戻ると桃佳が私の所に勢いよく来た。
「た、ただの、、せ、先輩だよっっ!」
明らかに動揺してしまう私。
「へぇ〜、ただの先輩ねぇ〜♪」
桃佳はニヤニヤしながら私を見つめた。
「そ、そうだよっ!
それよりさ!1時間目体育じゃない?
ジャージに着替えて体育館行かないと!!」
「梨沙は話のそらし方がうまいんだから〜♪
まぁまた詳しく教えてよ♪」
桃佳はそう言うとジャージを取りに自分の席に
戻って行った。
「ふぅ〜。」
私は一安心して、ジャージに着替え始めた。
