母は精神分裂性の 病気を抱えていた これがかなり面倒な病気で 一度なってしまうと 人格が変わったり 永遠に笑続けたり 不可解な行動をする そして本人はそんな行動をしていることを全く覚えていない 最初にそんな姿を見た幼い私は 母の事をうまく受け入れる ことができずにいた 母と暮し始めたのも 私が物心着いた頃だった ちょうど小学2〜3年生の頃だった だろうか ほとんど初対面の感覚で この人が私の母 という気持ちだった