スパンッ



( ビクッ )




「「 梅ネエ〜! 」」



「あらあら舞姫と琴音やないか。二人とも女子なんやから、もう少しおしとやかにせなあかんで?」




「「 はーい! 」」




「梅ネエ聞いて!私ね総司がいない間組長やらせてもらえるの!」




「凄いなやい!気張るんよ?」




「うんっ!あ、私ヒラメ達に悪戯してくる!」




「程々にしなは〜い!」



ふふふ、聞こえてないか。と梅ネエは上品に笑っていた。

   

スパンッ



(( ビクッ ))



「ふふふ。おもしろ〜い!驚いてるの?ふふふっ。」



「よしっ、琴音。まずそこになおれ。たたっ斬ってやる。」




「え、やだよ。痛いじゃん。代わりにヒラメ斬られてよ。」




「遠慮することない。さあ来いっ!」



「何で俺盾にすんの!?」



錦は黒い笑みを絶やさずに言った。



ヒラメは無視。